2012年10月18日
アジのサンガ焼き

今日も先日ブログ記事で紹介した「なめろう」に続いて
アジ料理をご紹介します

これは「なめろう」ですが
これを焼くと・・・

あじのサンガ焼き 420円
試食するときに思いましたが
焼く途中で香ってくる香ばしい香りがなんともいえません
その香りから絶対おいしいでおろうという期待感から
興奮状態で待ちました
食べてみると・・・
美味い
なめろうもおいしいですが、サンガ焼きも美味い
焼いたことにより香りが増幅され、五感が刺激されます
是非、食べて欲しいです
この料理も漁師さん達の賄い料理だったそうで
船上でホタテの殻やあわびの殻に詰めて焼いて食べたそうです
凪の蔵では牡蠣養殖のさかんな安芸津らしく
「牡蠣の殻」で焼いてみました。
「サンガ」っていうのは
しょうが、ねぎ、大葉などの薬味の三つの香りから「サンガ」と呼ばれる
ようになった説もあるそうです。
それにしても昔の漁師さんは
あわびやホタテの殻を使ったということは
新鮮なあわびやホタテを食べ、そして新鮮なアジなども食べてたって
ことですよね。
普通の人からみるととんでもなくグルメですね。
それとこれは余談ですが
アジの体色は
背側は鳥類などの上方からの捕食者を撹乱するために暗い色をしていて
腹側は大型肉食魚のような下方からの捕食者を撹乱するために明るい色になっているそうです

写真を見てみると確かに
背側は暗くて、腹は明るい色をしていますね
人類もそうですがアジもきっと生き延びていくために進化していったのでしょうね
生物、自然界のことは中々、奥が深いものですね