2019年04月09日
万葉の里 あきつ

祝詞山八幡神社の万葉陶壁画
先日、5月からの新元号が

「令和」と
と発表されましたね
その「令和」の典拠となったのは
日本に現存する最古の和歌集「万葉集」からです
実は凪の蔵のある
安芸津町風早は古くから「万葉の里」と呼ばれています
風早の地で読まれた歌の二首が万葉集に掲載されているからです

万葉の歌碑
天平八年(736年)
新羅国に派遣された
大使安部継麻呂と副使大伴三中らの使節団一行が
風早の浦(港)に船舶まりした夜、読んだ歌の二首です

「我が故に 妹嘆くらし 風早の
浦の沖辺に 霧たなびけり」
「沖つ風 いたく吹きせば 吾妹子が
嘆きの霧に 飽かましものを」
旅に出る時に妻から贈られた離愁の歌を
思い出して、夫が詠んだ歌です

これはその時の思い、歌をイメージして造られた陶壁画です
歌碑、陶壁画も
安芸津町風早の祝詞山八幡神社の境内にあります
是非、この機会に
風早に訪れて万葉の地を散策していかがでしょうか
万葉集の歌の天平の時代から時は流れて
平安時代の平治には 平清盛もこの地に少し滞在し
明治時代の初期、明治維新の頃には
瀬戸内に大規模な軍港を作る計画があり
当時の旧日本軍幹部も視察に訪れました
(結果的には水深が浅く、呉に軍港がつくられました)
昭和の時代には
地元の人々により、美しいふるさとの自然を大切にしたいとの
想いから万葉歌碑が建立され
平成の時代には万葉陶壁画が建立され

万葉集の「万」という字を形どり
山焼きをするイベント
「安芸津フェスティバル」なども開催されました
そしていよいよ新時代の
「令和」
万葉集の歌が詠まれた頃からは1,000年以上の時が経過しましたが

美しいこの景色は昔も今もかわりません
そしてこの景色を一望しながら食事ができる場所

海の前の台所 凪の蔵
海を見ながら旬の食材を楽しむランチなどご用意しています
今月のオススメランチ

4月のマリンビューランチ
1380円(税込)
桜鯛など刺身三種盛
焼桜鯛と筍のあさりあんかけ
シロウオとわらびの唐揚
デザート
安芸津産いちごのベイクドチーズケーキ
食後のドリンクデザート付
ただいま安芸津の海の見える桜

安芸津の名所「正福山寺公園」も満開です

万葉の地を散策して
この安芸津の美味しい土地の料理を食べて帰っていただけたらと思います
万葉の里 あきつ
に是非、遊びに来てください

ご予約・お問合せは
安芸津湾を一望しながら食事ができる
海の前の台所 凪の蔵
0846-45-0256
安芸津湾を一望しながら食事ができる
海の前の台所 凪の蔵
0846-45-0256