2014年05月19日

竹鶴政孝さん 情熱のウィスキー

今年度、後期のNHK連続テレビ小説「まっさん」(9月29日スタート)

の撮影が凪の蔵の隣の町、竹原市で行われました。

皆さんも御存知の通り

日本で初めて本格的なウィスキー造りを行い、

「日本のウィスキーの父」と呼ばれた

ニッカウヰスキー創業者 竹鶴政孝さんは竹原市の出身です。

今回は、生家の竹鶴酒造もある、竹原街並保存地区近辺で撮影が行われたようです。

こんなニュースを見ていると竹鶴さんの情熱が引き継がれているウィスキーをどうしても

飲みたいと、皆さんにおすすめしたいと強く思い、仕入してみました







竹鶴12年ピュアモルト
ストレート・ロック 490円




モルトにこだわり、受け継がれた技と志

香り高く、飲みやすく、豊かな味わいのモルトウィスキー

竹鶴さんはウィスキーの本質はモルト(麦芽)にあると信じ

優れたモルトには豊かな自然が不可欠と思い

北海道余市と仙台宮城峡に二つの蒸留所を作ったそうです

ストレートやロックで豊かな味わいを楽しみのもよいですが

これから暑い季節、凪の蔵ではこんな飲み方をおすすめします






竹鶴12年ピュアモルトハイボール 490円
     



そしてそのハイボールにおすすめのおつまみは






安芸津産地タコの唐揚げ 580円



さっぱりとしたハイボールにきっとタコの旨みがなんともいえないハーモニーを創りだします



竹鶴さんのウィスキー造りと安芸津町の意外な関わり

実はウィスキー造りに情熱をかけた竹鶴政孝さんですが、凪の蔵のある安芸津町とも

意外な接点があったのです・・・

竹鶴さんは竹原市の忠海中学を卒業し、大阪高等工業学校(後の旧制大阪工業大学、現在の大阪大学)

に進学されました。そこで洋酒造りに興味を持ちます

卒業後には当時、日本の洋酒業界の雄と呼ばれた「摂津酒造」に就職します

そして、そこで洋酒造りに携わり、

摂津酒造も本格的な国内ウィスキー製造を企画しており、竹鶴さんは技術を習得するため

「日本人においしいウイスキーを飲んで欲しい」という情熱を胸に単身スコットランドに留学しました

そして帰国後、いよいよいう時に第一次世界大戦後の戦後不況により

資金調達ができなかったためにウィスキー製造計画が頓挫

これにより竹鶴さんは摂津酒造を退社、

その後は大阪の桃山中学(現在の桃山学院高等学校)で教鞭をとったりして過ごしました


それからしばらくすると

寿屋(現在のサントリー)が国内でのウィスキー製造・工場建設を計画

竹鶴さんは留学によって得た技術を買われ、初代工場長に任命されました

工場は良質な水が使える、「山崎」の地に建設しましたが、数名のスタッフしかおらず

酒造りの勘のある優秀なスタッフを探していました

工場の近くには、有名な酒処 灘や伏見がありましたが

竹鶴さんが選んだのは・・・

広島県安芸津町の三津杜氏でした


その当時の酒造りは安芸津の偉人 三浦仙三郎氏が開発した「軟水醸造法」により

広島の酒が全国品種品評会で上位を独占しており

広島の酒造り及び三津杜氏の実力が全国に轟いていました


竹原市の生まれの竹鶴政孝さんは迷うことなく、三津杜氏を安芸津から約15人

雇いいれたそうです。

当時の通常の酒蔵で蔵人の給料は 日当1円が相場

この時、寿屋(サントリー)で条件は 日当1円60銭~1円80銭ということですから

破格の条件で引き抜かれていったようです

その後には竹鶴さんは寿屋を退社し、北海道余市にて「ニッカウヰスキー」を創業しますが

この時、寿屋(サントリー)に雇われた三津杜氏の方々が日本のウィスキー造りを

支えていったのはいうまでもありません



昭和37年にこんなこともありました

英国のヒューム氏(後の英国首相)が来日した際、当時の日本の池田勇人首相に

こう話したそうです。

「50年前、頭の良い日本の青年がやってきて、1本の万年筆とノートで

英国のドル箱産業であるウィスキー造りの秘密を盗んでいった」

これは日本のウィスキー造りの品質を褒めた上でのユーモアでありながら

実は、日本のウィスキーの品質の良さに対する本音であったと言われています。

この時の、池田首相、実は竹鶴政孝さんの学生時代の1年後輩です。


忠海中学(現在の竹原高校)の寮で後輩の池田元首相は

竹鶴政孝さんの布団の上げおろし係だったそうです

池田勇人元首相は国際的なパーティーでは必ず

国内産のウィスキーを使うように指示いたそうです

竹鶴さんとの生涯における付き合いも間違いなく、関係しており

池田元首相も日本のウィスキー造りの発展に貢献した人の1人ではないかと思います。








こんな竹鶴政孝さんの情熱と技術が引き継がれたウィスキー













凪の蔵で時間による景色の移り変わり、月明かりを楽しみながら

竹鶴政孝さん、三浦仙三郎さん、池田勇人さん、

これから枇杷の時期になりますが 安芸津で琵琶栽培を始めた
三浦仙三郎さんの実弟 三浦忠造さん

そして、酒造りを支えてきた誇り高き、三津杜氏の方達



偉人の方々の微妙な接点を想像しながら今宵もウィスキーを楽しまれてはいかがでしょうか?
  

Posted by naginokura at 14:58Comments(0)凪の蔵メニュー

2014年05月19日

5月の休業日ご案内




5月 7日(水) 振替休日

5月13日(火) 定休日

5月20日(火) 定休日

5月27日(火) 定休日



と以上の通りの休業日の予定となっていますのでよろしくお願い致します  

Posted by naginokura at 14:57Comments(0)ご案内

2014年05月15日

アジ、旨し・・・

アジ、旨し・・・

今時期とてもおいしい魚が「アジ」

クセの少ない淡白な味と深い味わいが多くの人に好まれる魚です


今からおいしい時です








5月15日~19日 特価品
アジ塩焼き 480円



あじは暖流にのって日本周辺の海を回遊しますが

今時期のあじは小型~中型ですが脂はよくのっています

塩焼きが一番シンプルな食べ方ですが、

一番おいしく、旨みを感じてほしいから塩焼きをおすすめします


味が良いから「アジ」という名前がついたといわれる

おいしい今時期のアジを是非、味わってください
  

Posted by naginokura at 14:49Comments(0)今週の特価品

2014年05月13日

お母さんに感謝の気持ち伝えましたか?

先日の、母の日に日頃の感謝の気持ち

皆さん、伝えましたでしょうか?


まだ、何も・・・という方には


凪の蔵ではこんなプランをお薦めします










母の日プレート 2980円

5月18日日曜日まで販売中





海のそばで心地よい潮風と景色が


気持ち良い雰囲気を演出しますよ



動画も掲載しているのでご覧ください






  

Posted by naginokura at 15:01Comments(0)凪の蔵メニュー

2014年05月09日

甲イカと地元野菜の絶妙なコンビネーション

暑い!

と、思わせるような日中の気温になりましたね

そろそろビールをスカッと飲むととてもおいしい時期です



こんな時のおすすめのつまみを








5月9日~12日の特価品

甲イカゲソと地元産野菜のバターしょうゆ炒め 390円


今、おすすめの甲イカのゲソ・安芸津産アスパラ・筍を使用しています

それぞれの素材の持つ、甘み・旨みと塩味が微妙に絡み合い

旨み・食感と絶妙なコンビネーションです




気がついたら、ビールはどんどん進みます

今時期だけの組み合わせです。是非、食べてみてください





その他にも先週、おすすめした









甲イカ刺身・天ぷらも今時期、常時品揃えしております














海でも眺めながら楽しんでください  

Posted by naginokura at 14:19Comments(0)今週の特価品
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仕出し料理も承ります。
「仕出し やすい」
(海の前の台所 凪の蔵)
弁当・オードブル
冠婚葬祭料理など
配達地域はご相談下さい
できる限り対応致します

東広島市安芸津町風早647-4
JR呉線風早駅前
(国道85号線より1本山側の道に
入り口があります
JR呉線風早駅停車場線沿い)
TEL 0846-45-0256
昼営業11:30~14:00
夜営業17:30~24:00

地元安芸津町の海の幸・山の幸
を活かした料理を提供致します。
特産品の牡蠣・じゃがいも・枇杷
シロウオ・地魚・地酒
などを堪能して下さい

広島市内より車で1時間
福山市内より車で1時間
山陽高速道高屋ICより25分
新幹線東広島駅より車で15分
JR呉線風早駅より徒歩30秒



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